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看取り看護癌について

category : 未分類 2014.1.18

 ここ5年間遠く離れた女性と電話でつながり見守り続けました。その人は自身の親族から見放された兄嫁です。なぜか私だけを頼ってくれます・・私はそうしてくれて嬉しいと思っています。高校をでてすぐですが、大学の寮で自殺した同級生・・直前にあったんです、おかしいと気付けなかった自分を今も後悔しています。救えたかも知れない命・・残念です。

 私の兄と一人息子亡きあと位牌を守り孤独との闘いの中、可愛がっている猫との生活を選びました。いよいよ・・人生の最後を迎えようという時期がきて、兄弟の末子・私にヘルパーステーションから電話がありました。この人を無縁仏にしてはいけないと祈り続けた5年間、記録していた携帯の電話帳に大きな病院の看護師長さんの姪がいることに気づき連絡しました。兄嫁の実のお姉さまも生存とのことで、そろそろと状況説明、わかってくださり見守ってくださるようお願いしました。

 万が一の時はいつでも、5年前事故死した兄と一人息子の眠る永代供養納骨堂へお連れしたいとも思っています。とにかくこのご家族のお墓は九州とか・・それも大変なことで・・だれもいけません。今は、私の知人が遠く離れた市で数人が見守ってくださっています。人生の終焉期・・どんな命にも粗末にしてはいけないと私の出来る限りのお手伝いをしていくつもりです。あくまでも仕事優先です・・見守り看護は体裁がいいですが出来る限りのことをしたいのです。昨年末にも、託された言葉・・”私の兄の眠る永代供養付納骨堂へ行きたい”この気持ちを大切に、したいと思います。

 もう7年前になりますか・・私は、がん手術の後でしたがサンダーバードにのり、知らない街でヘルパーステーション・市役所・福祉協議会と歩いてめぐり・・つないだ介護・・今も手厚い見守りに感謝しています。兄と一人息子の後を追い死にたいという兄嫁に・・東尋坊自殺の番人・茂幸雄氏にもアドバイスをいただいたりで感謝しています。彼女はそれからも生きることができました。これからも命ある限り生きて!と励まし続けます。

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